やすぞうブログを見て頂きありがとうございます。
この記事では、柴犬を家族に迎え入れたいと思っている方へ向けて書いた記事です。
柴犬を家族として迎え入れたいけど、ワンちゃんを初めて飼うし不安だなぁ。
僕も初めて家族として迎え入れた時は不安でした。
どんな性格をしているのか?
吠えたりしないか?
怪我したり、病気になった時どうしたらいいのか?
ペット可のマンション、アパートだけど飼えるのか?
など、不安を少しでも取り除いて、より良い飼い主さんとワンちゃんのライフスタイルを過ごしてもらえるようにアドバイス出来ればと思います。
素朴で野生的な魅力を持つ飼い主に忠実な日本古来の犬種
- 原産国:日本
- 体高:オス 38cm〜40cm メス 35cm〜38cm
- 体重:オス 8kg〜10kg メス 7kg〜8kg
- 毛色:赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻
- 寿命:12歳〜15歳
- 運動量:★★★
- 抜け毛:★★★★★
- 吠え :★★★
- しつけ:★★★
柴犬は、日本犬では唯一の小型犬です。
小さくてもバランスがよく均整(つりあいがとれ整っている)がとれていて、骨格がしっかりとして筋肉がよく発達。
三角形の耳と目、力強いくクルッと丸まった尻尾が特徴的。
体質は、強健(体が丈夫)で素朴感があり、動作は敏捷かつ発達した胸部と伸びた前足で自由で美しさを有している。
柴犬の特徴
柴犬は、日本犬では唯一の小型犬です。他の日本犬よりも小型で飼いやすくとても人気。
飼い主に対して、とても従順でお利口さんで一途。
警戒心が強くて勇敢で大胆な気質で自立心が強く、我慢強くて頑固なところもあり、飼い主以外の人にむやみに媚びない一面も。
自分のテリトリーに入ってくる人や犬に対して、警戒心が強く鋭敏な感覚持っていて番犬に適した犬種。
輪郭が細めで顔立ちはあっさりとクールな顔立ち、体系はほっそりとした痩せ型の『キツネ顔』
頬が張っていて丸顔、眉毛や目鼻立ちがクッキリした可愛らしい顔立ち、体系は筋肉質で骨格しっかりした『タヌキ顔』
柴犬の性格
賢くて勇敢な性格。自立心があり我慢強い反面、頑固な一面もある。
見知らぬ人に対しては、警戒して吠える事もある。
(子犬の頃からきちんと躾をしましょう)
性格は陽気で人懐こいタイプから、飼い主一筋で物静かなタイプから、家族に対しても甘えを見せることも少ないタイプなどかなり幅あります。でも、ツンデレ感があって可愛いです。
狩猟気質があるので、体を動かすことやオモチャで遊ぶ事が大好きです。
柴犬の歴史と用途
古代以来の日本の土着犬(昔から飼われてきた犬)でシバとは『小さいもの』『小さな犬』という意味。
縄文時代から人間社会の中で共に共存してきたとされている。
日本犬6種類いる中で最も古い時代から存在し使役目的に応じた犬種として確立されてきました。
今では、家庭犬として愛され人気の柴犬ですが、古来から番犬や山岳地帯で鳥やウサギなど小動物を狩る狩猟犬として活躍してきました。
柴犬の危機
1868年から1912年にかけて、イングリッシュ・セターやイングリッシュ・ポインターがイギリスから狩猟犬として輸入され、日本で狩猟がスポーツ化し、イギリス犬種との交配が流行し純粋な柴犬は珍しくなり、1912年から1926年までには純粋な柴犬は見られなくなった。
これを危惧したハンターや知識人が、純粋な柴犬の血統の保護に関心を示し、1928年頃から柴犬の絶滅を守ろうとする動きが始まり、1934年に社団法人日本犬保存会が発足され、1937年に天然記念物に指定されたのち繁殖改良されて、今日知られる犬種になった。
国指定の天然記念物
- 柴犬:日本犬の中で一番小さく、最もオオカミに近い犬種
- 紀州犬:紀伊半島の山岳地帯に古くからいる犬種
- 四国犬:高知県に古くから生息していた犬種
- 北海道犬:古くからアイヌの人々と暮らしていた犬種
- 甲斐犬:虎模様の被毛から『甲斐虎』とも言われている犬種
- 秋田県:『ハチ公物語』でも有名な日本犬で唯一の大型犬
この6犬種が国の天然記念物に指定されています。後々、紹介したいと思います。
この他にも日本原産の犬はいてます。これも、後々したいと思います。
柴犬を迎え入れる前に知っておきたいポイント
1.柴犬の飼い方
- 環境の順応性が高いので、屋外・屋内どちらでも飼育は出来ます。
- 屋外で飼育する場合は、雨や日差しを避けれる犬小屋を用意して快適な環境を作ってあげましょう。
- 室内で飼育する場合は、走り回ったりするのでフローリングは危険なので、フローリングにはマットや絨毯など敷いて足に負担を欠けないようにしてあげましょう。
- 運動不足に陥ると、ストレスが溜まり無駄吠えをすることもあるのでストレス発散の為にも、長めの散歩を。
- 柴犬は、活発的で運動が大好きな元気っ子です。
- 散歩中は、安全な場所で走り回って遊べるところを見つけましょう。
.充分な運動をさせよう!!!
- 小型犬ですが、中型犬並みの運動量があり活発で散歩が大好きです。
- 僕も昔、柴犬を飼っていましたが散歩が大好きでした。
ぐっすり寝ていても『散歩行こか?』って言う前の『さ』で目が覚めて毎回、尻尾振り回して催促してました。 - スタミナがあり、運動不足はストレスになるので、散歩は朝・夕30分くらいは欠かさないで下さい。
- ドックランや広い公園のグランドや安全な場所で自由に遊ばせて下さい。
- 動くオモチャやボールが好きなので、いっぱい遊ばせて下さい。
- 散歩をさせることによって、外の刺激や環境に触れさせて、社会性を身に付けさせましょう。
神経質で臆病な性格に育つのを防ぐ為にも、散歩をして外の世界に触れさせて慣れさせるのがとても大切です。
3.柴犬のしつけ
- 頑固な気質なため、しつけは根気強く教える必要があります。
- ちゃんと出来たときは、思いっきり褒めてあげましょう。
- まずは主従関係をハッキリとさせて、飼い主さんがリーダーであることを覚えさせて理解させましょう。
- 頭が良い犬種なので、愛情を持って教えてあげれば飲み込み早く、覚えてくれます。
- 警戒心が強いので、基本的には飼い主さん以外には懐きにくいですが、子犬の時からしっかりと他の人や犬に触れ合いをさせることによって社交的・友好的な関係を築くことが出来るとおもいます。
4.しつけでの注意点
- 柴犬は、狩猟犬だったので攻撃に対してはためらいがありません。
- 噛み付く事が、有効であると学習させないように注意しましょう。
- 甘噛みをするのは、歯の生え変わりでむず痒かったり、遊び足りなくてストレス発散していたり、遊びの中で順序を付けしているなど理由があります。
- 理由は必ず見極めて、よく観察して甘噛みであっても、手は安易に噛ませないようにしましょう。
- 感情の変化が読み取りくく、飼い主さんが気付く前にトラブルになるケースがあります。初対面の人や犬と接する時は十分に注意しましょう。
- 尻尾を振っていても、喜んでいるとは限りません。警戒したり攻撃前の興奮状態の時も尻尾を振ったりします。
- 尻尾の動きや、耳の位置、背中の毛が逆立ってないか?などをよく観察、注意して見極めて下さい。
5.柴犬はキレイ好き?
- 柴犬は汚い環境を嫌うので、日々のお手入れは重要になります。
- 定期的なブラッシングとシャンプーを欠かさないで下さい。
- 自分の居場所が排泄物など汚れていたら、排泄物を隠したり、離れた場所で寝たり、食糞をすることもあります。
- 体を休める場所が不潔だと、ストレートになります。常に清潔を保ちましょう。
- 季節の変わり目には、大量に抜け毛が出ます。ブラッシングなどで抜け毛を除去し、清潔にしましょう。
柴犬がかかりやすい病気
柴犬は体が丈夫だと言われていますが、かかりやすい病気も存在します。具合が悪くても我慢してしまう事が多いため、中々病気が発覚しにくいこともあります。早期発見のためには、日頃から愛犬とスキンシップをして細かく様子を観察しましょう。少しでも異変を感じたら、動物病院で診察を受けましょう。
柴犬は肌がとても弱く、アトピー性皮膚炎になりやすい犬種です。デリケートな肌を守るために、毛の密度は高くなってます。また、白内障や認知症なども発症しやすいと言われています。特発性前庭疾患という平衡感覚がなくなり体のバランスが保てなくなる病気も知られています。
1.アトピー性皮膚炎
ハウスダストと言われる家のホコリやダニ、カビが原因になります。花粉も原因の一つになります。
皮膚の中のセラミド成分が少ないことも原因でもあり、セラミドは皮膚の保湿するだけでなくハウスダストなどから皮膚を守るバリア機能を持っていますが、アトピー性皮膚炎のワンちゃんはバリア機能が低下していてアレルギー反応を起こす。
指の間、手足首、マズル、目の周り、脇に下や股の付け根、お腹や肛門周りに発症しやすい。
アレルギーに対して体が過剰に反応してしまう。症状はかいたり、噛む、舐めたりを繰り返し脱毛や黒ずみが出てきます。
治療は投薬といった内科治療が行われます。また、こまめに掃除をして原因となるアレルゲンを除去したり、定期的にシャンプーをして清潔に保つ事が重要です。
2.食物アレルギー性皮膚炎
皮膚に痒みを伴う炎症が現れます。
軟便や下痢などの消化器症状が出るケースや皮膚と消化器の両方に現れるケースもあります。
食物アレルギーによる症状は、頭、背中、肛門周りに炎症が生じやすいと言われています。1歳未満からの発症が多く症状は季節は関係なく1年中症状が現れます。
食物アレルギーの原因の食べ物は、鶏、牛、豚、大豆、小麦、大麦、白米、などがあります。
治療としては、低アレルギー食など食事療法を獣医師の指示に従って根気よく治療を取り組む事が重要です。また、シャンプーをして清潔に保つことも大切です。
3.膿皮症
耳は「外耳」「中耳」「内耳」に分けられ、外耳に炎症が起こるのが外耳炎です。耳の穴から鼓膜までに間を耳道といい、ここに炎症が起こります。
細菌やカビなどの繁殖、耳ダニなど寄生虫、アトピーやアレルギーなど過敏症、異物混入や腫瘍などが炎症の原因となるケースがあります。
症状は、耳垢が増える、痒み、頭を振る、耳を擦り付ける。
くさい臭いがしたり、耳が赤く腫れたり湿疹が起こることもあります。
4.外耳炎
皮膚の上の細菌叢のバランスが崩れることで起こる。
親からの遺伝性で皮膚のバリア機能が弱い犬やアトピー性皮膚炎やホルモンの異常をきたす基礎疾患を持つ犬もいます。
普段は皮膚の上に共存しているはずの細菌が増えて、皮膚バリア機能が細菌に負けてしまうと発症してしまう。
強い炎症による痛みや耳の付近を触られることを嫌がる、耳道が腫れて耳の穴が塞がる、耳の中から膿が垂れてくるなどの症状もあります。
『特徴』
細菌感染による外耳炎
黄色い耳垢やドロッとした耳垢。膿んだニオイ。
真菌感染による外耳炎
茶色い耳垢。独特のくさいニオイ。
耳ダニによる外耳炎
黒い耳垢。激しい痒み。
皮膚病にならないための予防法は?
シャンプーやブラッシングなど、定期的に正しいスキンケアをすることが大切です。
細菌やカビが繁殖しやすい高温多湿の環境下では温度、湿度管理を行う。
食べ物のアレルギーがある場合は、アレルギー減が入ってない食事にする。
ノミやダニなどの寄生虫がつかないようにするなど皮膚病に対する予防をしましょう。
愛犬を皮膚病から守るために!!
先ほども言ったように、ブラッシングとシャンプーは欠かせません。
定期的なシャンプーを!!
面倒なブラッシングには??
99%の抜け毛を除去─痛くないペットブラシまとめ
飼い主や家族にはとても愛情深いです。初対面の人や犬には警戒心強めですが、子犬の頃からしつけや散歩で社会性を身に付けさせるて、人や犬に対して警戒し過ぎないように慣れさせましょう。
小型犬ですが、持久力に優れているので毎日豊富な運動量が求められます。
柴犬は、皮膚病や外耳炎や膿皮症が注意しなければなりません。
部屋の掃除をこまめして、ブラッシングやシャンプーを欠かさずに。
柴犬に限らず、ワンちゃんは私たち人とは違い倍のスピードで歳をとります。ワンちゃんは私たちに癒し、安らぎ、元気やそれ以上のものをくれます。私たち人は、いっぱいの愛情を注いであげましょう。